直近3日間(3月22日〜3月24日頃)にSlack上で行われた主な動きを、具体的な会話内容を踏まえつつまとめました。
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3/22(土)夜の全体定例会
- 毎週土曜22時から行われるデジタル民主主義2030の全体定例が開催されました。
- 「開発が進んでいる広聴AI・いどばたシステムの現状アップデート」「政治資金透明化ツールは4月から本格始動を目指す」などが共有。
- 参加できなかった人向けには録画や議事録が公開され、Slackで質問を受け付けている。
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Social Hack Dayでのブロードリスニング検証(3/22)
- Nishioさんが虎ノ門の官民共創HUBで開催されたイベントに参加し、ブロードリスニング(Talk to the City / 広聴AI)を紹介。
- 大きなデータを解析する事例や、いどばた-analystとの違いなどをハッカソン的に議論。
- 「OpenAI API費用やUIの分かりやすさ」に関するフィードバックが得られた。
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Azure環境でのデプロイに成功
- 「kouchou-ai」をマイクロソフトAzureで動かすための手順やスクリプト(Makefile)をコミュニティメンバーが整備し、複数人が検証。
- 「コマンドを叩くだけでAzure環境が構築できるのはすごい!」と盛り上がる。
- デプロイ後のサンプル環境がSlackで一時的に公開され、「CSVアップロード→AIで論点解析」の流れをオンラインで試せるようになった。
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Issue/PRの集中対応
- 3日間で複数のPull Requestがマージされ、Dockerの設定やフロント/バックエンドのバグ修正が活発に進む。
- Embedding(ベクトル化)処理をOpenAIからAzureに切り替えるオプションの実装が一部できあがり、langchain依存を減らす動きが進行中。
- CSVの文字コード(Shift-JISなど)をサーバ側で自動変換できないか、UIで進捗表示をどうするか等の課題も議論されている。
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サンプルデータを増やす議論
- 現在デフォルトで付属しているCSVが50件程度なので「大規模なクラスタ表示がわかりづらい」との声があり、もう少し件数の多いサンプルを入れる案が検討中。
- ただし著作権やプライバシーの問題でパブリックコメントの生データを配布するのは難しく、どんなデータが最適かSlack内で相談。
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木曜日に作業会実施、Discourseカテゴリ分割など提案
- いどばたPJメンバーが水曜/木曜の作業会で「東京都AI戦略いどばた会議」の運用状況を確認。
- 「都政テーマと、デジタル民主主義2030のOSSプロジェクト部分を混同しないよう、Discourseのカテゴリ設計を変えるべき?」などの具体的な提案が出る。
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Twitter連携ボットのプロンプト改善
- @idobata_aiがTwitter上で人々にリプライ→意見を拾う実験を継続中。
- 「自動返信が遅い」「多数のリプでスパム扱いされないか?」などの懸念に対し、フォロワー数が多いユーザーを優先するなどの工夫案が挙がる。
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GitHub通知チャネルを細分化
- IssueやPull Requestの通知が雑談チャンネルに多すぎて混乱するという声があり、GitHub専用チャンネルをプロジェクトごとに設置。
- 「2_開発_広聴ai_github」や「2_開発_いどばた_github」などに分かれており、そこに大量の“pull request merged”通知が流れる形になった。
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SlackログをアーカイブするBotの構想
- 無料プランでメッセージが古い順に消えてしまう問題を、APIで抜き取って別途保存しておきたいというアイデアが再度浮上。
- vim-jpのSlackアーカイブ事例などを参考に「規約に抵触しない公式APIの活用が必要」「idobata-analystに流し込めないか」などの会話があった。
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3月下旬〜4月上旬の開発強化
- 広聴AIはAzure対応をさらに進め、UI改善と大規模CSV対応が焦点。
- いどばたはDiscordカテゴリ見直しやTwitterボット拡張を検討。
- 政治資金透明化ツールも具体的な機能検討を始める見込み。
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定例ミーティングは継続
- 毎週土曜22:00〜の全体定例、毎週水曜19:00〜(いどばた)20:00〜(広聴AI)は引き続きオンラインで実施。
- 参加できない人でも録画や議事録がSlackでシェアされており、あとから合流しやすい体制が続く。
以上が過去3日間(3/22〜3/24頃)を中心にSlackで進んだ動きです。
OSS開発への貢献、議論・運営への参加など、多様なコラボが日々生まれているので、興味があればぜひスレッドを覗いてみてください。